生活習慣病予防・心と体を見直して快適健康生活ダイエットを始めよう>胃がんを予防するには塩分を控えることと定期健診のすすめ

日本人に最も多いがんは、胃がん。
しかも日本は世界有数の胃がん大国です。
昔から、塩分摂取が多いと胃がんになりやすいといわれています。
世界保健機関（WHO）は昨年、
「塩と塩漬食品が恐らく確実にリスクを上げる」と
報告しています。また、国立がんセンターの研究でも、
塩分摂取の多い地域ほど胃がんでの死亡率が高くなっています。
例えば、１日の塩分摂取量が約８ｇの沖縄県のある地域に比べて、
約13ｇの秋田県のある地域では、３倍という結果でした。

日本人の大規模研究でも、
緑茶は胃がんのリスクを上げもしないし、
下げもしないという傾向にあるようです。
胃がんを予防したいのなら、塩分を控え、
野菜と果物を多く食べること。
そして、検診を定期的に受けることが大切です。

日本の胃がん診断技術は世界一です。
昔から胃がんが多かった日本では、
診断や治療技術が進んでいるのです。
逆に発生が少ないアメリカでは、いまだに不治の病。
５年生存率も20％程度で、患者の大部分は亡くなっています。
ですから、もし食べ物で防げなかったとしても、
定期的に検診を受けて早期発見できれば、
助かる可能性が高いのです。
“人間ドック”や“健康診断”でも見つけることはできますが、
より専門的な角度から診断できる
“胃がん検診”の受診をお勧めします。
定期的にすすめることは何事も良いことです。
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